予防歯科の重要性
2022/10/07
みなさんこんにちは、院長の石原です。
本日も朝から冷たい雨が降り、季節が秋を飛び越えて冬になったかのような感じがしますね。こういう日は体調を崩しやすいので、不要不急の用事がなければ、ゆっくり体を休めてください。
さて今日は予防歯科のお話をしたいと思います。
ひとくちに予防歯科といってもなかなか分かりにくいと思いますので、少し説明いたします。
実はお口のトラブルの大半は細菌が原因であると言われております。
口腔内には様々な細菌がいて有名なところだと歯の表面に付着し虫歯の原因菌とされるミュータンス菌、歯肉の腫れや歯周病の原因菌といわれるプロヒィロモナス・ジンジバリス(P.G.菌)があげられます。ミュータンス菌は、私たちが食事をすると、食べかすのなかの糖質(ショ糖)を分解し、歯垢(プラーク)を作ります。 歯垢は歯みがきをさぼると、歯にべったりと付着します。そのままの状態だといずれ歯の表面が白く濁り、さらに進むと黒色へと変わり、ついには歯に穴があいてしまいます。すると歯の内部には神経がありますので、痛みが発生する訳です。
一方、歯周病は歯と歯ぐき(歯肉)のすきま(歯周ポケット)から侵入したプラーク(細菌の塊)が、歯肉に炎症を引き起こし、さらには歯を支える骨(歯槽骨)を溶かして歯をグラグラにさせてしまう病気をいいます。
実に歯を抜く原因の80%は虫歯と歯周病といわれております。
つまりしっかりこの細菌をコントロールできれば、お口のトラブルの大半は防ぐことができることになります。
「だから歯みがきしっかりすればいいんだよね」、まさにその通りなんですが、本当にあなたの歯はみがけてますか?ちゃんと鏡で歯を見てますか?このあたりはまた次回以降にお話しさせていただきますが、大切になってきます。
長くなりましたが、予防歯科とは少しでもお口のトラブルを減らし、いつまでも自分の歯で食事できる喜びを感じていただくために非常に大切なことです。特に若い人は痛みがなければあえて歯医者に行く必要がないと思っている方がまだまだ多いように思います。是非まわりの入れ歯を使用している方に一度お話を聞いてみて下さい。ほとんどの方はやっぱり自分の歯が一番という声が聞こえてくるはずです。そして「やっぱり若い時から気をつけておけばよかった」と後悔している方がほとんどだと思います。人間はどうしても年を取るといろいろ体にガタがきます。若いうちはそんなこと思いもしませんが。その時に決して後悔しないように歯の検診、クリーニングを定期的に受診するようにして下さい。またいつもの歯ブラシでどの程度磨けているのか、磨き残しがないかチェックするのも重要なことです。このへんはまたいつか説明したいと思います。
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