唾液の話
2022/10/10
みなさまこんにちは、院長の石原です。
本日はスポーツの日でお休みの方が多いと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。
今日は唾液のことについて簡単にお話し致します。
唾液の成分はだいたいみなさん同じような感じだと思いますが、個人的には歯みがきを一生懸命しても歯石がつきやすい方、また虫歯や歯周病になりやすい方がいるように日々の診療で感じております。このへんはまだ科学的に立証されていないようですが、私自身はなんとなくあるのではないかと思っています。もちろん遺伝的に虫歯や歯周病になりやすいことも影響しているかもしれませんが…。
人の口腔内において唾液は細菌を洗い流すいわゆる自浄作用があることが知られております。この作用は非常に重要で、唾液が少ないと細菌があまり流されないため、口臭の要因になりますし、歯に付着したプラーク(細菌の塊)が流されなければ虫歯、
歯周ポケットのプラークなら歯周病のリスクが高まります。
唾液は健康な人でも一時的に減少することが知られています。それが寝ているときなんです。就寝中はほとんどの方が唾液が減少しています。
「朝起きて、なんか口の中がネバネバする」と感じたことはありませんか。実は寝ている間に唾液が減少します。すると口の中の細菌は流されにくくなり、その間口腔内にいる細菌はどんどん増え続け、朝をむかえた時には、口腔内は細菌だらけというわけです。
これでは当然虫歯や歯周病のリスクは高いといえます。
ではどうすればいいのでしょうか。
答えはいたってシンプルです。
就寝前にしっかりと歯をみがき、口腔内の細菌をできるかぎり減らすこと、みがいた後に市販でもいいので、いわゆる洗口剤を使用し、その後はゆすがずに就寝する。
こうするだけで朝起きた時だいぶちがいます。もちろん起床後はある程度細菌は増えていますので、ここでもしっかりみがいて下さい。
これが私のおすすめの方法です。口臭、虫歯、歯周病でお悩みの方はぜひ一度お試しください。
学芸大学やまびこ歯科医院では歯みがきの仕方やクリーニングのポイントなど普段からしっかり説明していますので、患者様から良い評判をいただいております。疑問や質問でも構いませんのでどんどんきいて下さい。ご来院をお待ちしております。
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