歯科治療に使う道具の紹介①
2022/10/19
みなさま、こんにちは院長の石原です。
今日は朝から肌寒いですね。
本日は歯科治療で使用する道具の紹介をいたします。
【エアタービン】
エアタービンはその名前が示す通り、圧縮空気が送られることにより、写真上部の先端にあるローターを30万~50万回転/分で超高速回転させることができる器材です。いわゆるみなさまが歯医者さんで削られる時に聞く「キーン、キーン」という音が発生します。この音が苦手な方が多いかもしれませんね。ローター部分にはダイアモンドポイントなどの回転工具が装着されます。削る目的と用途により、先端は様々な形のポイントに交換が可能です。
エアータービンによる歯質の切削は、高速回転によって生じる歯の発熱や器材の目づまりを防止するため、必ず注水下(水が出た状態)で行われます。そのため削っている途中で口の中に水がいっぱいたまることがあるのは歯の発熱をおさえる役目があります。もし水がなかったら、削るときに歯が発熱し、歯の中の神経に深刻なダメージを与えてしまいます。それを防止するために注水は絶対に必要となります。
また、エアータービンは超高速回転するものの、トルクが小さく、強い力がかかるとすぐに止まってしまう特徴があります。そのため歯を削るときはなるべく軽い圧力で行う必要があります。
学芸大学やまびこ歯科医院では、歯を削るときは注水下で、軽い圧力にすることで、患者様の不快感をなるべく軽減するような治療法に努めております。このエアタービンは歯を削る治療では欠かせないもので、常に新しく振動が少ないものが大切です。虫歯や被せ物、入れ歯の治療でも大活躍します。当院では診療後の器材のメインテナンスにも気をつけており、常に患者様にベストな治療が提供できるようにつとめております。
お口のことでお悩みの方はぜひ学芸大学やまびこ歯科医院までご連絡ください。
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学芸大学やまびこ歯科医院
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