歯の着色が気になってきたら
2022/10/17
こんにちは今日もスッキリしない天気ですね、院長の石原です。
前回は歯の着色の原因でしたが、本日は歯の着色が気になりだしたら、その対策についてお話していきます。
タバコのヤニやポリフェノールを多く含む食物の習慣的摂取による歯の着色の場合、第一選択はまず歯の徹底的なクリーニングからはじめていきます。
歯面についた着色はいわば頑固な汚れですのでみなさまが想像するよりはるかにおとしずらいものです。
これを無理やり白くさせるのは歯を削れば白くはなりますが…、これでは歯がどんどん薄くなってしまいます。前回お話したように、歯の内部には神経がありますのでこれを続ければ当然歯が痛くなってしまいます。最近、ネットやSNSでうたわれる歯を白くする商品はかなり注意が必要です。歯を白くする効果はあるかもしれませんが、その後どうなるかは非常にあやふやですし、もしかしたらご自身の歯の表面を知らないうちにたくさん削っている可能性があります。歯がしみたり、痛くなるのはしばらくたってからなのでそのへんも注意が必要です。
当院の歯のクリーニングはまず歯の着色に対し、超音波で振動する器具を使用し、歯を削ることなく落とせるだけしっかりおとします。そのうえで研磨剤入りのペーストを使用し着色部分を中心に磨いていきますので、歯はほとんど削れませんので安心して下さい。
それでも歯の黄ばみなどが気になるような方にはホワイトニングをおすすめしております。ここでもネットなどの情報や商品には注意が必要です。
一例をお示ししますがネットのホワイトニング商品の中に、重曹を使う方法があります。重曹を使用すると確かに白くはなりますし、飲んでも人体に害はありません。
しかし、重曹には研磨効果があるので、知らないうちにしっかり歯を削っている可能性があります。さらに重曹は口の中をアルカリ性にし歯石がつきやすくなるという報告があります。ですから、重曹ホワイトニングも、当院としてはあまりおすすめしておりません。
当院のホワイトニングは上記のクリーニングをして落とせない着色に対し実施いたします。ホワイトニングには学芸大学やまびこ歯科医院内で行うオフィスホワイトニングと、ご自身の自宅で行っていただくホームホワイトニングがあります。
当院で使用する薬剤は過酸化水素を含みます。この過酸化水素の効果で歯の着色物を分解し、歯をより白く、その透明度を高めます。1回の施術でかなり歯を白くできますが、後もどりしやすいという特徴もあります。(効果を確認後、必要に応じ2回以上行うことがございます。)
ホームホワイトニングは歯のクリーニング終了後、まず患者様に適したマウスピースを作成するために、歯の型をとるところからはじまります。その型をもとにできあがったマウスピースにホワイトニング剤を塗り、ご自宅で装着をしていただき歯を白くしていく方法です。オフィスホワイトニングに比べ歯が白くなるまでに時間がかかりますが、その分後もどりしにくいといえます。オフィスホワイトニングでは急に歯が白くなって、いかにもホワイトニングしました感が強くなりますが、ホームホワイトニングでは徐々に効果がでてきますので、いつのまにか気づいたら自然に歯が白くなるイメージです。
一日にマウスピースをはめる時間は2時間、その後3~4時間は色素の濃い飲食物は摂取できないので人によっては結構たいへんかもしれません。だいぶ個人差がありますが、効果が出始めるのが2週間後くらい、納得の白さまでだと2か月くらいかかります。
その他、歯の神経が死んでしまって黒く着色してしまった場合は、まず神経をとる処置を行い、神経があった部分を消毒・洗浄し、症状が改善したところで神経のかわりにお薬の成分が含まれる心棒をいれます。その後問題なければ、白いかぶせ物でなおしていきます。
いかがでしたか、学芸大学やまびこ歯科医院では患者様の目線でベストな治療方法をご提案させていただきます。ただ基本的になるべく歯に負担をかけない。歯にやさしい治療が当院では人気がありおすすめしております。いつまでもかわらない笑顔のために、毎日しっかり歯を磨きましょう。
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学芸大学やまびこ歯科医院
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