当院の滅菌と消毒について

こんにちは、院長の石原です。

今日も朝から曇っていて寒いですね。

本日は学芸大学やまびこ歯科医院の滅菌と消毒についてお話いたします。

 

当院では院内感染の予防を徹底するために、そして患者様に安心して治療を受けていただくために、使用する器具を患者様ごとに滅菌・消毒を行っております。
滅菌用パックに入れて滅菌された基本となるセットを患者様ごとに用意し、使用するときに開封し診療をおこないます。

 

ここから診療後の流れを簡単に説明いたします。

まず、診療で使用された治療器具を回収し、手洗いで汚れをしっかり落とします。ユニットまわり、術者、患者様が触れる所をすべてアルコールにて消毒します。

薬液を入れた超音波洗浄器に器具を入れ、付着した血液や細かな部分の汚れを分離させます。再び洗剤にて洗浄し、水でしっかりすすぎ乾燥させます。

次に各器具を滅菌用パックの耐熱シートに入れ、封をします。

高圧蒸気滅菌器（オートクレーブ）にパックした器具を入れ、132度、2気圧の高圧蒸気で20分間にわたり高圧と高温で器具を滅菌します。この処理により、様々なウイルスやその他ほとんど全ての細菌は死滅します。滅菌直後は器具が大変熱いので放冷後、患者様ごとにパックされた器具を取り出し診療に使用いたします。

 

このように当院では患者様に安心して歯科治療を受けていただくために、院内の衛生面、滅菌・消毒の徹底と院内感染対策をしっかり行っております。

またエプロンや紙コップ、ヘッドカバーなど、滅菌できない器材に関しては患者様ごとに使い捨て（ディスポーザブル）にしております。

 

学芸大学やまびこ歯科医院では診療室、待合室、受付、トイレまでしっかり清掃し患者様が少しでも快適に過ごせるようにつとめております。虫歯や入れ歯の治療をはじめ、さらに患者様のお体の具合により通院困難な方を対象にした訪問歯科診療も積極的に行っておりますので、こちらもあわせてご相談ください。