こどもの歯並びについて
2022/11/29
こんにちは、院長の石原です。
サッカーワールドカップの日本戦は少し残念でしたが、まだ終わったわけではないので、引き起きしっかり応援していきましょう。
さて気をとりなおして、本日はお子様の歯並びに関する悪い癖についてお話したいと思います。
こどもの歯並びは、ほとんどが親からの遺伝的要素が強いと言われています。確かに遺伝的に出っ歯や受け口になることが多いと日々の診療で実感しますが、それだけではないこともあるのでお子様のいる家庭では知っておいていただきたいと思います。
実は歯並びというのは遺伝的要素以外にも日常生活のなかで悪い癖や習慣が原因で歯並びが悪くなってしまうことがあります。
そうした歯並びに影響する悪い癖や習慣を知って、なるべく早く改善することで、将来大人になったときの歯並びが悪くなるのを予防することができるかもしれませんので、この機会に生活習慣を見直すように心がけて下さい。
◆まずはこどもの悪い癖や習慣がないか以下の項目についてよくチェックしてみて下さい。
・爪をかむ
・つめやタオルなどをかむ癖がある
・ふとした時にポカンと口を開けている
・頬づえをつく
・いつも猫背ぎみ(姿勢があまり良くない)
・唇をよくかむ癖がある
・話すときや食べるときに舌がいつも口からでている
・えんぴつを噛む癖がある
・うつ伏せや横向きで寝ている
・ゆびしゃぶりをしている
上記の悪い癖や習慣が少しでも当てはまるものがあれば、将来歯並びが悪くなる可能性がありますので、早めに生活習慣を改善しましょう。
例えば、姿勢があまりよくないと、口がポカンとあいたり下の顎が後ろに引っ張られて将来出っ歯になりやすくなります。
またいつもポカンとお口を開けていると、出っ歯になりやすいだけでなく、笑うと歯茎が見えやすかったり、コロナウイルスをはじめとした感染症や風邪、アレルギーなどにかかりやすかったりするので、本当によくないことばかりです。
また人間は本来、鼻で呼吸しますが、口で呼吸するような癖があると
①むし歯になりやすい
②歯並びが悪くなる
③のどの炎症、感染しやすい
④顔が変形しやすい(口元がゆるみやすくのっぺりとした顔になりやすい)
⑤歯ぐきの炎症が生じやすい
⑥姿勢が悪くなりがち など
やはりいいことありませんので鼻で呼吸するようにしましょう。
上記のような癖があった場合は、癖をいきなりなおすのは難しいので、まずは少しずつからでいいのでやめるように声掛けをしてあげて下さい。
またあまり口うるさく言われ続けるとお子様のストレスになってしまうこともありますので、十分注意して下さい。まずはこの癖があると、将来歯並びにとって良くないことだということを理解してもらえるように優しくお話しして下さい。
理解が難しい小さい子には言葉以外で何か特別なサインなどを使用して伝えてみてもいいかもしれません。
このように悪い癖をやめるだけでも、悪い歯並びの予防になります。
しかし、これらはあくまでも予防なので、気になる癖などを見つけた方、歯並びが気になる方は学芸大学やまびこ歯科医院までお気軽にご相談下さい。
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学芸大学やまびこ歯科医院
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